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ジャニーズ会見、「ヒトラー」「スターリン」発言が顰蹙 質問者が社名継続に不満も...ネット「喩えとして不適切」

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    株式会社カエカ 代表取締役 / スピーチライター

    ジャニーズ事務所の社名変更について尋ねたこの質問は、質問の範疇を超えてひとつの主張として構成力の質が高い。

    最初にこれまでの話を要約した上で「正直言って納得できない」と一個人の感情をのせる。更に個人的な意見ではなく「一般の人として」という言葉を重ね、広い主語として語り共感を生む。

    さらに話し方も秀逸で、「正直言って納得できない」を発する前に2秒程度「間」がある。この「間」は言葉を発さない沈黙の時間のことで、間を空けると「すぐ話さないので、一体次に何を言うんだろう?」と、会場に緊張感ができて話をより注意深く聞いてもらえる。「間」がこの記者の意見を際立たせた。

    その後、「例えをのせて話す」こちらが衝撃だった。「あえて言うとすれば、きつい言い方ですが」丁寧に前置きをしたのちに「ヒトラー株式会社、スターリン株式会社なんてないわけですよね?」この強い言葉を最後に加えることで説得力に繋がったと思う。

    もし最初の一言目から「ヒトラー株式会社…」と発していたら、このワードが目立ちすぎて「極端ではないか」と指摘された可能性もあったかもしれない。この記者の方はそれも含めて、話す順番にかなり配慮したのだろうと感じる。

    ジャニーズの会見の一部を見て、最近の記者会見は記者の質問に存在感がある、と思う。質問者の会社や名前がネットで拡散され、質問の良し悪しを賞賛・指摘される文化ができていることも注目度に起因しているかもしれない。「与えられた瞬間でどのような発言ができるか」で世論や評価は動く。


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