日立、英鉄道の高速車両で優先交渉権

コメント

注目のコメント

• 琴坂 将広

  慶應義塾大学 准教授 (SFC/総合政策)

  ・2015年03月23日

  まさに芋づる式ですね。
  　私の理解では、英国の鉄道は上下分離式となっており、ここにあるような数十社ある「鉄道運行会社」が列車を保有して鉄道の運行を担い、、ネットワーク・レールというインフラ会社が鉄道のインフラを貸し出している構造になっています。
  　従って、日立はこれらの実績と、その生産数量により低減されたコストや蓄積したノウハウを用いて、この「鉄道運行会社」におそらく網羅的に営業を仕掛けているはずで、今後も同様の嬉しいニュースは続くのではないかと考えています。
  　鉄道マニアな方とか、事情に詳しい方のコメントが欲しいところです。
• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2015年03月24日

  納入先のFirstGroupは、鉄道及びバスを運営している交通グループで、バスに関しては複数国展開しているし、M&Aも積極的。鉄道でも今回は英国南西部の路線用だが、北部スコットランドでも大規模に展開をしている事業者なので、そこに将来的につながる可能性もあろう。
  なお、スコットランドに関しては記事にあるように、オランダAverio社が運営する路線に関して、今月日立は契約獲得した。この路線もM&AでAverio社が買ったものなので、強い事業者に食い込み、その事業者がM&Aで広がっていくのと共に成長を狙うというのがシナリオだろう。
• Yasuda Keisuke

  村田製作所 商品企画・マーケティング

  ・2015年03月24日

  日立は手堅く正しいことをやり続ける力がある。社会インフラの保守運用といった地味で高い信頼性が求められる日本の強みの活きる領域をしっかり攻めてる。
  
  日本で応援したい会社の一つです。