「ChatGPT」を授業で活用するには--OpenAIが教員向けに4つの方法を紹介
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教育におけるChatGPTの活用を巡っては、カンニングやレポートの虚偽作成の懸念や、使用を禁止する学校も複数表れるなど、ネガティブな話題が多い印象があります。(例えば→https://nordot.app/1042026353311302189?c=113147194022725109)
ですが、結局のところAIは道具でしかなく、その使い方によって「善」にも「悪」にもなるもので、悪用を考えるとキリがなく、むしろ今回Open AIが提示したようなプラスになる教育での活用法を考えるべきと個人的には思っています。
ある調査によれば、現時点で子供を持つ親の6割が教育現場でChatGPTを活用するすことに「賛成」しているという報告もあり(https://resemom.jp/article/2023/08/30/73606.html)、少し穿った見方かもしれませんが、ChatGPTにネガティブな姿勢を示しているのは、これまでの教育のやり方・あり方に縛られ、変化を拒む教育側なのではないかと想像させられます。
今後、水道・電気のようにAIの存在が当たり前になる世の中が確実にやってくることを思うと、子供達はAIの価値と限界を知る必要があります。とくにOpenAIも提示するAIに対する「批判的思考力」は必携になるスキルになるはずで、そのためには、まず教育側がAIに対するリテラシーを高めなければなりません。
日本の教育が従前の学業方針を維持する方向に向かうのか、新たな教育のあり方を発見する方向に向かうのか、今現在のタイミングが、大きな転換期にあるように感じます。会話のロールプレイ相手は面白い使い方ですね。確かに面談などの良い練習になりそうです。
また、最後の批判的思考について教えるのは大事です。「どのAIの回答が信頼できるのか、どうすればほかの情報源で回答の信頼性を確認できるか」このスキルは学生全員が身につける必要があります。東大やiUのように使おう派もあれば、慶応のように慎重派もあり、大学の姿勢が分かれるのに対し、文科省は案外前向きに小中高で使うことを促しています。(デジタル利用に慎重すぎて敗戦を迎えた学習が効いていると思われます。)姿勢やお題目より、実際に授業でどう使うかのよい実践を共有して、活用を進める段階に入りました。こうした情報がたくさん出てくるといいね。