博士課程で起業 「手を使わず歯を磨く」全自動ロボ、もう実用化 | JobPicks
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今学部四年で、修士に進みます。修士二年で研究を形にすることはなかなか難しいのは事実で、私自身も博士課程も前向きに考えています。
私の研究は、社会科学ですが社会科学は社会科学で社会にある課題を言語化し、取り組むので、研究の意義は大いにあると思っています。
社会科学の研究をしていた、もしくは職についている方のお話も伺えると最高です。博士号は「足の裏の米粒」なのか
博士号は「足の裏の米粒」とも言われます。取らないと気持ち悪いけれど、取っても食えないという意味です。一番のネックとして「社会人経験を積む20代の貴重な時間を多く取られること」と指摘する声も少なくありません。
早大でロボット工学の研究室に入った栄田さんは、研究費と労力をかけたロボットが埃をかぶって眠っているのを見て胸を痛め、「実用化」を第一に置きます。起業家育成の授業も取り、研究室仲間とのブレストで考えた事業アイデアが「次世代全自動歯ブラシ」でした。
「全人類の日常的な面倒くささを解消する」というテーマに挑み始めたとき、ビジネスと研究室を行き来する生き方や博士号の意義に改めて気づいたといいます。
博士課程に居ながら、20代半ばで起業して5年。新たなロールモデルとなり、「足の裏の米粒」という古くからの評価を塗り替えていく予感がしました。全自動歯ブラシを口にくわえる日が楽しみです。職種ごとにロールモデルたちを取材していく、JobPicksの『働くっていいかも!』。「研究開発職編」3人目のゲストは、「次世代型全自動歯ブラシ」を開発するGenics(ジェニックス)代表・栄田源さん(30)です。
大学院に籍をおき研究をしつつ、経営者として「次世代型全自動歯ブラシ」を広げようとする栄田さん。「まさか自分が博士になるとは。でも今は博士を勧めたい」と内省されている姿が印象的でした。私自身文系出身で大学院への解像度が低いのですが、こういったちょっとした巡り合わせによってキャリアが開かれていくんだろうな、と思いました。
もし、全人類の“不”を解決するこの世にないプロダクトを開発できるなら、何を考えますか。
連日猛暑できついし、でも手荷物を増やしたくない。ドローン技術で「空飛ぶ日傘」が欲しいなと思いました(笑)。ぜひ、コメント欄でみなさまのご意見をお聞かせください。