「岸田首相再選が安倍派の総意」 世耕氏、路線維持を評価
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誰よりもアベノミクスを信奉していると自認しておられる世耕参院幹事長が、岸田政権の経済政策がアベノミクスを「継承」していると指摘したうえで「安倍派の総意」と言い切ったことが注目されます。
岸田首相は、ガソリン価格や電力・ガス料金の抑制策を含む今秋の経済対策づくりにおいて、世耕参院幹事長、萩生田政調会長、西村経産大臣など「跡目」を競い合う安倍派有力者の間の微妙なバランスを保ちながら、政権運営の主導権を確保することに腐心しておられるように見えます。その分、財源のツケが将来の国民負担に回されるのであれば、困ったものですが。