米サブウェイ、身売り合意 最大1兆4千億円
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バリュエーション(企業価値)は96億ドル(約1兆4000億円)ほどになりそう。今でもアメリカではマックやバーガーキングよりも大きいのですね。
ロアーク・キャピタルはレストランや食品関連への投資が得意で、日本では「サーティーワン」でなじみのあるアイスクリーム大手の「バスキン・ロビンス」などに出資しています。食分野×チェーン展開のモデルは自信がありそうですね。サブウェイは好きで一時期は良く食べていました。野菜が無料で多めにできたり、サービスがとても良い。私はそこまでやりませんでしたが、野菜をさらに多く(上限?)することもできたみたいですね。
身売りでサービスが悪くならないことを祈ります。
条件を達成した場合に追加の支払いが発生するアーンアウト条項が盛り込まれるのは良く聞きますが、「サブウェイの業績が一定水準に満たなければ減額される契約になっている。」ということですので、逆アーンアウトですね。
表明保証でM&A時点での売り手からの財務状況の開示に不足があるなどして、事後に損失が発生するなどした場合に損失を補填するのは一般的ですが、逆アーンアウトという条項ははじめて聞きました。(そもそも海外のM&A事情を全く知らないので僅かな知識しかない前提ですが)サブウェイが売却に至った経緯は以下。
①共同創業者2名が株式を保有していましたが、2015年にフレッド・デルーカ氏がお亡くなりになり、21年にはピーター・バック氏もお亡くなりになられた
②コロナ禍で米国でも飲食店がかなり閉店し、その中でもっとも閉店店舗数が多かったのはサブウェイであり、事業構造の見直しが必要
③サブウェイが競合企業よりも選ばれる優位性が薄れてきたから
③については昨年から新たなオペレーションを取り入れたりし始めました。
サブウェイが「カスタマイズ重視」から大きく転換簡単に注文できる新メニューを発表
https://newspicks.com/news/7303376
未だ米国ではマクドナルドやバーガーキングを上回る最大のファーストフードチェーンです。
買収にはロアーク・キャピタルのほかにベインキャピタル、TPG、TDRキャピタル、ゴールドマンサックスなど、レストランチェーンで再建実績のあるファンドが相次いで名乗りをあげている人気案件でした。