マックとニトリが「逆バリ値下げ」2社でまったく異なる“背景事情”とは?
コメント
注目のコメント
「消費者が欲しいものをピンポイントで値下げするから話題になります。話題になるということは宣伝になるわけで、そうなると値下げ分の原資は原価ではなく広告宣伝費で補填することができます。」
なるほど。うまく考えられているなと思いました。もともとの低価格をさらに値下げキャンペーンで短期的な売上をつくる。マーケティングの世界では古来、下の下の戦略だったのですが、McDonaldは日本ではすっかりデフレマインドの消費構造をつくる先達になってしまいましたね。
安く売るから従業員の賃金は上げられず、従業員も消費者として低価格のみを良しとする。国民全体がゆっくり下降していく循環に。潤おうのは10年といない短い在任期間を、値下げキャンペーンの乱発でトップラインを確保して評価される外資系キャリアを渡り歩く経営層の方々だけですかね。ピンポイントで値下げは、マーケティングの価格戦略のセオリーの1つですね。
損して得とれ的な、値下げした単品では赤字だけど、他の製品とセットで購入いただければ黒字、又は中長期的には黒字を狙う戦略です。
記事中にもあるように、酷暑などの理由で来店機会が遠のいている顧客はいると思うので、再び来店を促すには効果がありそうです。
習慣化の行動モデルに、
認知✖️動機✖️難易度調整 があるそうです。
値下げしたらしいと話題に=認知
久しぶりに食べたいね=動機
値下げで安価=難易度調整
という流れで行動変容が起こるのでしょう。