OLさんは電車の中でこう思う…。ペルソナから顧客像を考える
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注目のコメント
BBT大学の私の講義では、正にこの「ペルソナ」を構築して、仮説として建てた人物像に対して「どんな事をするとプロジェクトが成功するか?」という事を考えるようにプログラムしております。
現代社会は “物” も “情報” もあふれているため、いち消費者が選択するうえで逆に迷ってしまうという現象が多々発生しています。また、良い意味で情報が口コミ等によってオープンになったため、企業が「コレは良いものですよ!」と言ったところで、ソーシャル上で「アレは買うべきでない」という声が多数聞こえてくると、売れなくなるという他者評価による売上変動率が、確実に上昇していると言えます。
今後のマーケティングにおいては、消費者のセグメントを詳細化し、時に深く潜り(知り)、時に大きく引いて俯瞰してみるといった事を繰り返していきながら、最適な手法を見つけていくことが重要だと考えております。「消費者不在の商品開発」ほど迷走しがち。消費者・ユーザーと一緒に商品企画を進める共創マーケティングが欧米では主流になっているし、日本でもBlabo! http://bla.bo/ など面白い共創プラットフォームが出て来てる。仮説ありきでリサーチかけるだけでは見えてこないインサイトが見えてくる。
消費者が求めているのは口コミと専門家の意見。これだけ情報が溢れていると本当の口コミを探すのが大変です。食べログも点数をあげる業者がいるし、専門家の記事だってどんなバイアスがかかっているかわかりません。NPは上質な口コミと専門家のコメントの両方が得られますね。ユーザー層が片寄ってることを頭の片隅に入れておけば、非常に効率の良いツールだと思います。