箱ティッシュ、進む「ソフトパック化」=置きやすさ魅力、物価高で加速―製紙業界
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もう当たり前だと思っていた定番商品の似姿も、じわりと改善の余地があるということの例として興味深いです。
我が家でもすっかりソフトパック、カインズホームのPBに全面的に切り替えてしまいました。売り場が拡大してるように見えましたが、全国的な傾向だったんですね。
やはりゴミが出ないこと、ランニングコストの安さは大きいですが、我が家的にはティッシュケースが頑丈でカスタマイズできるのがありがたいです。
介護している母は目が悪く、白色が目につきにくい時があります。そこで、ボックスティッシュのころは目立つ色のカバーをかけてました。それでもベッドにあるとうっかり潰してしまうことも。
それがソフトケース用の頑丈なプラケースです。黒色のタイプにした上で、ここに鮮やかな緑色の反射テープを貼って目立つようにしています。さらに潰してしまうこともありません。底上げできるので取り出しやすく扱いやすいようです。
環境保護の観点から考えると、プラケースのコストが大きいので、エネルギーペイバックタイムは結構長い気がするのですが💦 この調子なら定番化して中身が手に入らないなんてこともなさそうですし、末永く使って元を取れそうです。ゴミ捨ての際の分別作業という点で、ティッシュの箱は厄介なのです。
箱は捨てる時に紙ゴミや資源ゴミになり、さらに取り出し口のビニールを剥がしてから出すようなルールを設けている自治体があるので、そのような場合は家計へのコストを考えなくても、ティッシュは箱がないほうが楽です。
ちなみにペットボトルも分別時にラベルを剥がす手間がかかる厄介さがありましたが、そこは製造上の工夫によってかなり軽減されました。それでも駅のホームなどでペットボトルをゴミ箱に捨てる際はラベルなんて剥がしませんから、産業廃棄物も含めたゴミ全体の分別の手間のことを考えれば、まだまだ工夫の余地があります。
このように、一部のルールは意外なところで購買動向にまで影響を及ぼしています。リサイクルを普及させるためには、あまり複雑な手順を求めないほうが全体への影響を与えなくて済みます。レジ袋をもらわない選択肢が導入されたように、選択肢の幅を広げ、厄介なものを処分する手間がかからない社会にしていくべきです。