国立科学博物館 クラファン初日に目標金額の1億円に達する
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日本のナショナルミュージアムの一つ、国立科学博物館には自然科学関連の貴重な標本が多く収蔵されています。博物館で展示されているものはそれらコレクションのごくごく一部です。生き物(考古や古生物含む)の分類、形態観察など、日本の自然科学の研究者の拠り所となる膨大な試料の保管は大事なミッションのひとつです。
実は、日本のミュージアムは英米に比べ圧倒的に寄付金額が少ないのです…。欧米では博物館や美術館が文化的、科学的に重要であることが広く認知され、公的資金を遥かに凌ぐ寄付金で支えられてきた歴史があるのです。
日本の博物館や美術館でも寄付金の受け入れは昔からしておりますが、あまり集まらないのは悩ましいところだと思います。グッズの見返りがあるようなクラファンなら、そこそこ集まるような印象です。
クラファンを入口に、日本のミュージアムの活動を知るきっかけになってもらえれば嬉しいです。色んな特典がついてるクラウドファンディングで非常に注目を浴びましたが、みなさんぜひ賛助会員になってサポートしてみてください。私は賛助会員数年続けてます。
特別展のパスくれたり、割引あったり、冊子送ってきてくれたり、特別講義聞きにいけたり、寄附金控除できたりと特典満載です!
あと、賛助会員になると科博展示場内に名前が載ります
https://www.kahaku.go.jp/about/donation/patronage/individual.html国立科学博物館は、これまでも単独のプロジェクト単位ではクラウドファンディングを行ってはいるので、取り組み自体は目新しいわけではない。ファンとしては返礼品としてバックヤードツアーなどがあるので、プラスに捉えている方も少なくないと推測する。
事実、すでにサイトはアクセスしづらいし、一部体験型の返礼品は在庫がないようだ。
公的資金を募ることも当然重要だと思うが、カハクのスタッフたちの取り組みも素敵だとは思う。実際、即効性があるように思えるし、さらに、いま置かれている状況も周知できるので、むしろ良い手段だとさえ思える。
値上げで話を終えるよりも、遥かに賢い。