「ジェンダーレストイレ」わずか4カ月で廃止 新宿・歌舞伎町タワー 「安心して使えない」抗議殺到の末に
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アイデンティティ・ポリティクスは多くの西側諸国で問題になっている。
本件はトイレの問題だが、そもそも論として「ジェンダー」と「セックス」は異なる。
トイレはセックスの問題であって、即ち内面ではなく外的・機能的な施設であるべきだろう。
しかしながら施設が外的・機能的に別々にされている経緯を持つにも関わらず、外的と内面を同一として扱ってきた主に西洋の文化的な基準に綻びが出てきたので見直す必要があると言う話だと思う。
ちなみに江戸時代以前の日本では、お風呂は男女共同だし、トイレも男女共同(小便器については男女別だった・上方では女性用の立ち小便器もあった)、土俵では上半身肌の力士による女相撲が興行されていたし、暑い日には男女共に自宅前で肌で水浴びしていた。
そのような文化に戻せとは主張しないけれども、ジェンダーについてアイデンティティ・ポリティクスの主張を寛容に認めていくとなると、主張する側の権利の反対で多くの市民に混乱が生じるか、あるいは上述のようにセックスについてかなり寛容な社会にするかの選択を迫られると思う。
注目のコメント
ここそもそも論、トイレの設計が非常にヘタクソです。
男子トイレしか利用してませんが、トイレへの導線も狭くて男子トイレの扉の前の開け閉めで混雑するし、(そもそもあの奥まったエリアで扉いらない)小便器と手洗いが背面越しにあるので、用をする人と手洗いする人、手洗い待つ人、小便器に向かう人、出る人がぐちゃぐちゃ。
あんなに使う人のこと考えられてないトイレひさびさに見ました。
ジェンダートイレも試みとしてはいいですが、根本的な利用する人の設計センスがなかったのかなと。先日、世界的なカンファレンスでサンフランシスコに行きましたが、会場のモスコーンセンターでは多くの女性トイレがオールジェンダー用に書き換えられていました。男性専用のトイレとオールジェンダー用のトイレが並んでいるところがほとんどだったため、結果として女性である私はオールジェンダー用のトイレを使わざるをえませんでしたが、オールジェンダー用のトイレにはごっつい体つきの男の方と思われる方も多く入っていて、アメリカならではで壁に隙間もあいていたので、落ち着くことは、難しかったです。
先行導入モデルを歌舞伎町タワーにしたのは、場所選びとしては大胆過ぎたんでしょう。
新幹線のトイレをイメージすれば、どのような環境であれば受け入れられやすいかが見えてきます。