議会襲撃でトランプ氏起訴 3度目の刑事訴追
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3回目なので新味もなくなってきましたが、トランプはこれもうまく利用するかも知れません。
今回は議会襲撃に関連するものという事で、個人的にはこの一連の裁判を注目しています。
というのも、去年中間選挙を取材した時に「トランプは好き!でも議会襲撃は良くなかった」という共和党の有権者がたくさんいたからです。彼らがこの起訴や裁判をどう見るのか、興味深いところです。
…とはいえ、別件ですが共和党支持者の50%は「トランプは機密文書を持ち出してすらいない」と考えているのが今のアメリカ。オルタナティブ・ファクトの国では選挙の常識は通じないのでしょう。
https://twitter.com/AaronBlake/status/1684522346042777602トランプ氏が起訴された容疑は4つです。
1.機密の横領(機密指定されている文書を家に持ち帰り、それを基に虚偽の主張をした容疑)
2.公的手続きの妨害(大統領選挙結果に介入しようとして選挙管理関係者に連絡した容疑)
3.公的手続きの妨害(ペンス副大統領(当時)に大統領選挙結果への介入を求めた容疑)
4.他者の権利の妨害
「議会襲撃事件で」といっても、反乱罪や扇動罪で起訴されたわけではありません。
長い裁判になるでしょうが、これだけなら有罪になっても量刑はそれほどではないでしょう。連邦法で2回目、州を合わせ3つ目の刑事起訴。共和党支持者の多くがトランプに共鳴し、「民主党勢力による魔女狩り」とみており、トランプへの求心力が高まるのがこれまでのパターン。