AI規制を求めるハリウッドのストライキ WGAとSAG-AFTRA、1,400億円の賃上げ要求(神田敏晶) - 個人
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過去のテクノロジーの歴史において、新たなメディアの登場は、新たな職種をも誕生させてきたという『代替手段』も萌芽してきた。しかし、映画テレビ産業においての『AI』活用は新たな活用というよりもコストカットでの活用という、効率化しか見ていないところが要因だ。
映画の『CG』の台頭では、作品の質は大きく変わった。そしてコストは上がった。ロケでは得られない質の向上に使われた。単なるコストカットだけの世界ではなかった。しかし、『AI』によって高い質が担保できるという事例が今のところないのが原因だ。
二次利用の権利問題だけではなく、『AI規制』は、映画テレビ業界においての革新的なコストダウンを生み出す。この『ストライキ』の意味は、米国の映画産業だけではなく、『AI』そのものを、今後どのように捉えるのかという根本的な問題の行方を占う試金石となりそうだ。