オイシックス給食市場に本格参入 保育施設向け、省力化支援
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保育園では自園調理を行うことが原則とされており、一定条件を満たせば外部委託や外部搬入は可能ではあるものの、現状9割以上の園が自園の調理室で給食を用意しています。
オイシックスはシダックス社よ買収をきっかけとして、ToB(保育所)向けミールキットサービスを強化する方針のようです。
今年のIRの中では、すでに年間14億円の売上があり、2027年度までに100億円規模の事業にすることを掲げていました。
スタートアップではSketchbook社が本領域で頑張っている印象です。元々レストランのシェフでケータリング会社を運営していたCEOが立ち上げているだけあり、味にもこだわったクオリティの高いミールキットが特徴です。都市部では、また保育園側としてはとてもいい話なんでしょうね。
ただ、地域の零細な生鮮食料品屋さんの経営を圧迫することになる、という側面も忘れてはならないのですよ。
特に地方の公立施設では、このあたり気にする自治体も多いのでは。