オープンAIアルトマン氏の新仮想通貨、24日スタート
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ワールドコインは、今年5月のフィナンシャルタイムズによる報道や、その他国内の専門メディアで概要が報じられてきた野心的なプロジェクトです。
ワールドコインは、人間性の証明といった、デジタル時代における人工知能の複雑さから生じる問題に取り組むことを目指しているそうです。
特徴は目の虹彩をスキャンして本人認証することです。「オーブ(Orb)」と呼ばれるデバイスで網膜をスキャンし、虹彩の特徴をデジタルコードに変換することで個人を識別する「World ID」を発行できるそうです。このスキャンは無料ででき、スキャンしたユーザーはワールドコインを受け取れます。
ワールドコインは、世界中の人々が世界経済にアクセスできることを目指しており、すでに200万人近くが登録しています。ワールドコインで配布したIDを通じて、一律に金額を支給する社会保障の仕組み、ベーシックインカムを進めやすくすることも目指しているようです。
AIが発達していく時代には、ネット上で人間性を証明することが重要になってきます。世界中の人々が、自分自身のアイデンティティとお金をコントロールすることを可能にするような、分散型でプライバシーを保護するソリューションが必要になるとの問題意識が背景にあります。
この野心的なプロジェクトについて、以下のツイッター上に掲載されているワールドコインによる声明と、ビデオ(アルトマンが話しています)も参考になります。
https://twitter.com/worldcoin/status/1683372181428793344?s=20
https://twitter.com/BanklessHQ/status/1683244778077716481?s=20
追記:ワールドコインのホワイトペーパーは以下で公表されています。
https://whitepaper.worldcoin.org/数年に構想が公表されしばらく動きのなかったワールドコインですが、ついにローンチしたとのこと。先月のIVS P2PブースでOrbの現物を初めてみました。あれを世界中に展開するのは中々コストがかかりそうですが、アルトマンは、本気で20億人の虹彩情報を集めるつもりなんですかね?個人的には数ドルの為に、虹彩情報を提供する気にはなれませんが。
なお、ブルームバーグよりも、こちらの記事のほうが詳細ですのでご参考まで。
https://jp.cointelegraph.com/news/worldcoin-launches-token-to-distinguish-humans-from-bots