ビッグモーター 4人に1人が不正関与と回答 一部従業員への調査
コメント
選択しているユーザー
本末転倒。
何のために事業を行っているか、が経営陣に無いからこうなる。
しかし、こういう不正をしている街の修理工場は多い。
先々月、弊社も80gの発泡スチロールが飛んで当たっただけで、保険会社に20万円も請求されたと報告を受けました。
こんな修理工場には、新規顧客は来ない。
だから、また不正する。
負のスパイラルに気付かない。
大企業よりも根深い問題がある。
注目のコメント
アンケートへの回答が1/4とすると、グレーなものも含めればおそらく半分以上がなんらかのことをしており、ほぼ全社員がその存在を知っていただろうと思います。だとすればほぼ「業務」であり、残念ながらこの企業が存続する価値はないのでは?と思わされます。
「企業から従業員に対しては、詐欺や器物損壊行為の指示はなかった」という前提でのコメントです。短期的な業績を目指した結果、顧客からの信頼を失ったという企業経営上の典型的な失敗事例と言えます。同社の社風が世に明らかになった以上、同社への修理依頼は避けられていくでしょう。不正に関与した従業員の犯罪性が疑われ、刑事責任が問われることになるでしょう。
同社は「利益率」を指標とする評価ウエイトが高く設定され、成果主義がとられていると報道されていますが、修理部門にこれを適用した場合には不正の温床になる可能性が高いことはシステムダイナミクス的な分析を行えば明らかです。その意味で、従業員に過大な業績評価を示して管理した会社側にも責任があります。自動車修理という専門性が高く、購入頻度が低い商品・サービスでは、判断に必要な情報が業者側に偏っており(情報の非対称性)、消費者側が判断することが困難で、そこが狙われています。
修理が必要な故障は一定確率で発生するものですから、単純に利益率指標を上げるためには「どんどん修理をすすめる」ことがノルマ達成の手段になるわけですが、度を超すと消費者の利益を損ねます。このような事例が同社に多発していることについては、従業員の業績評価指標や管理方法を変える必要があることを意味します。マガジンxがなぜたくさんのビッグモーター不正に関わる記事を掲載できたのか。ご想像いただけますよね。
追補。
ネタはまだ引き出しの中にぎっしり入ってます。