袴田さん再審、有罪立証へ 検察、弁護側と全面対決
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検察官も役人です。いい意味でも悪い意味でも、負ける戦いはしないはずの人たちです。面子を貫いたところで、いずれは組織にそのひずみは押し寄せてきます。誰が組織の中でこの不評の、あえて言えば無意味な主戦論にこだわっているのかを知りたいです。記者たちはぜひ意思決定の過程を解明して伝えてほしい。多くの検察官は、本音ではやりたがっていないと信じます。疑わしきは被告人の利益に。なのに時間切れが迫る中、誰も喜ばない争いが始まります。一報を聞いた時は、誤報かと思いました。
検察は自分たちの面子、体裁のために袴田さんとご家族をどこまで苦しめるつもりなんだ。検察の人たちだって、個人個人に家族があり、人生があって、そして世の人たちの幸せを願っているだろうに。どうして人間は組織となるとここまで愚かな選択ができるようになってしまうのでしょう。
50年前の科学レベルでは捏造と見抜けなかった証拠品について、捏造の可能性が極めて高いと判断したのは、その50年後の進歩した技術です。
それに対して、検察は、同じ50年後の技術で証拠品の真実性を、誰もが納得するレベルで立証出来るというのでしょうか?
仮に、メンツの為に引くに引けないだけの判断ならば、袴田さんの人生の大半を死刑囚として過ごした日々に対して、償う気持ちすら持っていない訳で、袴田さんという人を社会的に殺して来た罪に対するやり場のない憤りの行き場雅ありません。