ヤフー・LINE合併に難題 個人情報認証、白紙の公算
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Yahoo!の知見をLINEに活かすしかないという意見が多いけど、恐らくLINE側はYahoo!の風下に立つことをよしとせず、だからここまで統合がまごついてるんだと思うんですよね。
個人情報の取り扱い規約の問題とか、システム統合の問題とか、色々あるんだろうけど、結局はキメの問題のところを進められないのは、いかにも日本企業だなと思わせるところ。
みずほのことを笑ってられませんね。
注目のコメント
「企業統治」という大げさな言葉を使っていますが、ラインの現実はオペレーショナルなデータ管理体制の不備。ただ、これが氷山の一角とすればまだまだ見えない問題はありそうです。このままだと同じく公共インフラと言われながら凋落著しいフェースブックの二の舞になりそう。
ペイペイとラインペイもそれぞれのシステムを独自に作りこみすぎていて統合できないという話も聞きます。合併の時は素晴らしいと思ったのですが、前途多難です。思ったよりもLINEのデータ管理は、特にインフラ面が脆弱なのかもしれない。エンジニアがやっていることを役員級が把握していないと思われても仕方がない。そんな事故が何度か起きていますし。
わたしが2021年にLINEの個人情報問題をスクープしたことで国が調査をして改善を指示しています。その際LINE幹部も謝罪会見で問題点を認めて改善策を公表しました。つまりLINE社の良心と自主性を信じて利用者は問題の解決を委ねたのです。今回の「貴社の自己宣言の内容の信ぴょう性が疑われる」という判断はこれに背く行為だったと断罪しています。韓国のサーバーからの日本へのデータ移行や中国からのアクセスについてどれほど改善されたのか。第三者による透明性と客観性のある説明が求められます。