【ノーベル賞候補】新しい太陽光パネルがもつ破壊力
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日本人のノーベル賞候補の一人である宮坂力さん(横浜桐蔭大学特任教授)。2009年に世界に先駆けて、次世代太陽電池を発明した宮坂さんが、いま注目している中国のスタートアップを明かしました。それは彼の研究室で学んだあとに、中国で次世代太陽電池の量産に挑んでいるダーチャンという会社です。
テスラなどのEVメーカーなども、その屋根に搭載を検討しているといわれている、フィルム状の次世代太陽電池『ペロブスカイト型太陽電池』。厚さは約1ミクロン(インク部)と、これまでの太陽電池の約100分の1という薄さであり、軽いために、さまざまな場所を太陽電池で埋めることができるようになります。
テクノロジーの基礎はほぼ固まっており、いま世界はどうやって均一に、歩止まり高く、耐久性の高いものを作るかという『生産技術』の勝負にはいっているといいます。そこで登場する注目スタートアップは、かつて一緒に研究したひとたちが連なっている人脈図のようであり、非常におもしろく感じました。
巨大なメガソーラーなどを設置する土地がない日本は、このペロブスカイト型の太陽電池のインパクトは大きいと思われ、ぜひ社会実装(ビジネス)でも大きなリードをしてほしいと感じます。記事では宮坂先生が注目している中国のスタートアップとありますが、別の捉え方もできます。
日本の研究室に 中国から留学生が来てその技術を中国に持ち帰ってスタートアップを作って量産化している。
日本は本当にもったいない。せっかくの日本発の技術なのだから、日本での量産化が進んだ方がいいのです。日本に利益が入るような構造で量産化を進めていかなければなりません。グリーンと経済成長の好循環を目指さなければ。
なお、太陽光発電を急速に増やすこと に警鐘を鳴らしている人は いくつもの理由をあげるわけですが そのうち1つは 現時点で 現時点で 普及している太陽光発電の 原材料であるシリコン 関連部品 が ウイグルで で強制労働の下で作られている疑いがあることからです。
ペロブスカイト太陽電池については このような 懸念はまだ生じていませんが 量産化 に成功しているのが中国であるということから 似たような問題が出てこないように 監視をしておく あらかじめ対策を打っておく必要があると思いますし、それが中国の独走を防ぐことにも繋がると思います。こちら、とある会社さんから無人航空機に使えないかと話があり、軽さと効率から魅力的ではあります。HAPS(高高度長時間滞空型無人航空機)に合っているかもしれません。実際のところ、現状では、現実の性能とチャンピオンデータに差があり、二の足を踏んでいます。これからですね。