Twitterの混乱にジャック・ドーシー氏が「みんな落ち着いて」「批判するのは簡単だが」とツイート
コメント
注目のコメント
UGCベースのコンテンツをもとにした広告マネタイズって効率でいうと悪くて。ユーザ数が多くなるにつれて、インフラコストも思った以上に高まるし、単純にサーバ、通信その他もろもろも膨らむ。中央集権型大変なのよ、わかってよみんな！ってジャック・ドーシーが言いたくなるのも、ある程度の規模が大きいプラットフォームを複数回経験してみる身からすると同情する。直接課金じゃなくて無料で使えるようにしてるのはそれはそれで裏側大変。
なんで、そういうあれやこれやを分散型ソーシャルネットワークでそれぞれ担保してやろうぜという発想になります。
ただ、分散型にすると、その分散されたソーシャルネットワークにどうやって辿り着くんだっけという問題もあるので、難しいところ。いま、Twitterが吹っ飛んだら、水星の魔女の最終回でわちゃわちゃするクラスタがどこにいるのか。それは困るんだよなあ。ジャック・ドーシーはツイッターの共同創設者ですが、現在は分散型ソーシャルサービスのNostr（ノストル）を使ったDamus（ダムス）など分散型システムの普及に努めています。
ツイッターやフェイスブックなどは、企業がプラットフォームを所有していることが特徴です。ユーザーが投稿や情報を掲載しても、究極的には所有者である企業側が投稿の削除やアカウント凍結を含めたプラットフォームのあり方を決めることができます。
ジャックドーシーは2020年のある会議において、「ブロックチェーンやビットコインは未来を指し示している。そこはコンテンツが永遠に存在する世界だ。削除されることはない」と語りました。
ツイッターにおいては、所有運営者の企業の方針によって他のサイトとの連携が禁止されたり、特定個人のアカウントが凍結されたりすることがあります。
対照的に、分散型ソーシャルプロトコルNostrをベースとしたソーシャルプロダクトDamusにおいては、ブロックチェーンの活用によって、特定の人物や組織の決定によって制限がかけられないことが特徴です。
Nostrは検閲に強いグローバルなSNSを構築するために開発された分散型ネットワークプロトコルと言われており、Damusでは、プライベートメッセージはエンドツーエンドで暗号化され、アカウント作成には電話番号や本名の登録などが必要ありません。
ツイッターは、既存プラットフォームとして、全世界で現在約3億5千万人以上のアクティブユーザーをもっており、今後さらに発展するかどうか注目されます。
同時に、ジャック・ドーシーが支援し、分散型の特徴を持つNostr、Damusが今後どの程度ユーザーに受け入れられるかも注目したいと思います。
