ソフトバンクが生成AI開発 企業に提供、スパコンも整備
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注目のコメント
なぜ通信企業が相次いで、独自LLM開発を目指すのでしょうか。
元々保有している技術開発力、安定した通信費収入=投資力など様々な背景があると思いますが、個人的には、総務省による通信各社に対する通信費の抑制要請によって将来的な収益が目減りすることが明らかなことを背景にした、新たな収益源を確保するための新規事業の立ち上げの意図が大きいと思っています。
総務省の統計によれば、これまで右肩に上がっていた家計の電話通信支出は、MVNOや低価格・定額の事業者の参入によって、2017年頃から横ばいに、そして2020年には前年を下回っており、傾向としてはさらに減少していくことが見込まれます。
NTT、KDDI、ソフトバンクの大手3事業者は、本業にの通信事業以外にもECや音楽配信、銀行・金融・保険をはじめとしたサブ事業の展開を試みてきたものの、いずれも思うような成果は得られていないように見えます。
LLMの隆盛を背景に、独自開発による新サービスを展開することが狙いだと見ていますが、すでに海外勢が高性能なLLMサービス展開を図っている中で、どのような領域で力を発揮していくのか、既になかなか難しい状況にあるようにも感じます。
和製LLMの誕生を期待して、今後の動向を楽しみにしつつ、注目していきたいと思います。いよいよ国内で生成AI開発に力が入ってきましたね。
まずは、金融や医療などの専門知識を学ばせる分野特化型ということで特に機密情報を扱う業界で海外製AIにデータを送ることを懸念するだろう業界に着目しているあたりもスマートだと思います。
遅れをとっている分野たけに、ビッグデータを効率的に学習させるためにも、インフラ整備だけではなく電気消費、関連技術習得、エンジニア確保も課題になってきそう。各社が個別LLMを開発することについては目的がいまいち分からないという感想が正直あります。
オープンソース文化の薄い日本らしいと言えばそうかもしれませんしエンタープライズもそれを望むことが多いことも納得はできますが....
せっかくChatGPTのオープンな構想があり、オープンな中で規制と戦っているので同じように、挑んで欲しいのですが。