ファミリーマートとユニーGHD、経営統合を検討=関係筋
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両社が合併する事で店舗数ではセブンイレブンを抜き1位に。但し、セブンイレブンは一店舗あたりの売上が高いので、売上ベースは引き続きセブンが1位。この1店舗あたりの売上がセブンの強さを表していますね。サークルKサンクスの約1.5倍もある。
2014年 2月時点の数字↓
セブイレブン
国内店舗数16,319店舗
店舗平均日販664千円
ローソン
国内店舗数11,606店舗
店舗平均日販542千円
ファミリーマート
国内店舗数10,547店舗
店舗平均日販521千円
サークルKサンクス
国内店舗数6,359店舗
店舗平均日販451千円これは大きい。
最も規模のメリットが効くPBを考慮すると、コンビニ事業だけの統合よりも、本体ごと統合した方がシナジーがあるということだろう。
ただ、「店舗数では、首位のセブンイレブンをわずかに上回る」というのは間違いと思われる。
2015年度3Q
(店舗数、チェーン売上高)
セブン 17,177/3.03兆円
ローソン 11,704/1.48兆円
ファミマ 10,162/1.40兆円
サンクス 6,319/0.72兆円
ファミマ+サンクス 16,481/2.12兆円ファミリーマートとユニーグループ(サークルKサンクス)が統合して店舗数はセブンに並ぶとはいいますが、実は一店舗あたりの売上がセブンとファミマでは圧倒的に違うんですね。店舗数が同じになっても売上高の合計はまだ1兆円くらいの違いがあります。サークルKサンクスとファミマを足しても売上高は2兆9千億円くらいですが、セブンは同じくらいの店舗数で3兆8千億円くらいです。
セブンはようやく四国に入りましたよね。四国に入ってから、ローソンやファミマからセブンに切り替えたところがずいぶん出てきたんですよ。そうすると、売上が倍になるような店舗も出てきます。
この違いは何かというと、商品です。セブンとローソン、セブンとファミマの違いは基本的には店舗数ではなく、個々の商品だと思います。そこで勝敗がわかれています。だから、合併しても昔の商品を売っていてはだめですね。
セブンの商品開発力はかなり旺盛です。セブンはメーカーよりも相当きつく、製販連合で商品開発をやっています。そこをちゃんとやらないとだめだと思いますね。