「新入生の3人に1人」がAppleのM2 MacBook Airを購入。なぜ東大・駒場キャンパスはMacユーザーで溢れるのか?
コメント
注目のコメント
わからないことは周りの学生や生協で聞ける、というのは確かにメリットとして大きいと感じます。
PowerPCの時代からMacを使い倒している研究者の端くれとしてマニアックなコメントを残させてもらうと、OS XでUnix系OSの流れを汲んだ頃から理系のコアな研究者の受けが良くなった気がしています。
特にWin環境では高いお金を払わないと実現できないような機能も、先人たちが築き上げたUnix系の豊富なオープソースソフトで実現できるのは貧乏学生にはありがたかったです。
(C言語開発環境構築、matlab互換のOctaveを用いたデジタル信号処理シミュレーション環境構築などなど)
私は博士論文をTeXで書くため、Win/Mac両方にTeX環境を構築しました。
環境構築の手間はMacの方が楽だった記憶があります。
東大ともなればマニアックな層の学生さんはドンドンマニアックな方向に行くと思うので、そういった層も受け入れられるOSとしてのMacという選択肢はアリなのでは、と感じる今日この頃です。
【参考】これまでに開発されてきたOSの系譜
(さて、Mac OSXはどこにあるでしょう?)
https://eylenburg.github.io/os_familytree.htm先輩が教える講習会付きのMacBook Air、講習は「Macの基本的な使い方や便利機能、東大での学びに役立つ「レポート講習会」などに広くまたがる」とのことで、もはやある種の東大コミュニティに入っていくためのパスポート的な存在かもですね!
この手厚いサポートまで提供できるのは、やっぱりMacという存在がただのガジェットを超えて、ブランドとして思い入れのあるユーザーが多いというのもあるのでしょうか。
コミュニティ独特の「やり方のコツ」は通常、ある特定のグループにうまく溶け込むとか、コミュニケーション力とか求められると思うんですが、どうせ何かしら買う必要があるパソコンを購入することで、貴重な情報の一部にアクセスできるなら、私が学生だったら速攻で検討するなーとも思います。20年前、スタンフォードの生協ではMac一択でした。慶應のメディアデザインの大学院でもバラバラだった機種が数年たつとMac一色になりました。機能や価格以上に、教員・学生ユーザのネットワーク効果が大きいんでしょう。