米経済、今年は辛うじてリセッション回避へ-エコノミスト調査
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金利がこれだけ上昇しても、家具、自動車など消費の裾野が広く雇用への影響も大きい住宅着工が急回復するなど、米国経済は強いですね・・・ こうした状況だと、引き締めの手を緩めるとインフレがぶり返す可能性がかなり高そうに感じます。
インフレが小康状態になり景気と市場への不安が高まるたびに緩和の手を緩め、高インフレが定着してリセッション覚悟の強烈な引き締めを余儀なくされたのが1980年代初めのアメリカでした。当時のボルカー長官の利上げ(というより、資金供給量を決めて金利は上がるに任せる破天荒な対応)を現地で体験し、厳しいリセッションと利上げの余波で中南米諸国が次々破綻して行くのを銀行の国際企画部門に身を置いて眺めただけに、この先のFRBの動きが気掛かりです。
「今年は辛うじてリセッション回避」するのは取り敢えず喜ばしいことですが、リセッション回避を優先してインフレがぶり返すようなことがあると、いずれ80年代初めの二の舞になりかねません。FRBの難しい舵取りが続きそう (・・;米国,消費は底堅いということですね.一方でまだ22年に積みあがった小売り向けの在庫水準が高いので,今年はあまり輸入に関するオーダーがされていないとの話があります.
https://www.cnbc.com/2023/06/16/retailers-start-preparing-for-a-deeply-discounted-down-holiday-season.html