中国人民銀行、0.1%利下げ 景況悪化受け金融緩和
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しばらくは、利下げを続けざるを得なくなるでしょう。本来であれば利下げは、資産から得られる利回りとデットの調達コストの差額(イールドギャップ)の拡大を生み、インバウンド投資を招く(それが経済を下支えする)はずですが、世界的にも透明性が低いと評価される今の中国ではそれは期待薄。国内の不動産投資熱がぶり返して更に不良債権を拡大させる可能性があります。
アメリカと違い、利下げによって消費を促進したいと政府は考えているようです。
しかし、日本の二の舞にならないかと私は心配しています。
利下げによってデフレは出ないかと。中国の今年4月の消費者物価指数の対前年同月比は0.1%、しかも前月比は▲0.19%と下落傾向です。物価が安定していると言えば言えますが、昨年4月の前年同月比が2.2%だったことを考えると、景気の冷え込み傾向はかなりきつそうですね・・・ (IMF, CPI, All items)
実質金利がかなり高いことになるわけで、当分利下げが続くことになるのかも (・・;