ゆうちょ銀行、新興企業に1兆円投資 ユニコーン育成へ
日本経済新聞
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自分でVC作って投資すると思いきや、そうではなくVCや投資会社・ファンドへ出資するだけですね。それなら別に悪いことではないと思います。目利きなどとあんまり関係ありませんし。
しかし、
「肝になるのは全国に張り巡らせた郵便局網だ。13あるエリア本部が各局の郵便局長や従業員から各地の企業の情報を吸い上げ、一元管理するシステムを24年度中に整える。有望なスタートアップのデータを集約し投資判断に役立てる。」
これは日経勝手に推測したのか、ゆうちょ自分が言ったのかはわかりませんが、素人の発想ですね。
注目のコメント
見出しだけみるとベンチャー投資に1兆円と勘違いしてしまいそうですが、広くバイアウトや事業再編など含め(というかそちらの方が多そう)な印象ですね。
自らファンドを組成、とも読めますが、優良案件はPEもVCも競合が激しく、ユニークな戦略や思い切った人材の外部採用がないのであれば、LPに徹する方が賢明に思います。
ともあれこうした動きは大歓迎で、VCはとくにいまは厳しい市場環境にありますが、ぜひ長期目線で投資を続けてほしいなと思います。ゆうちょ銀行が積極的にリスクマネーを出す事自体は悪くないとは思いますが、VC投資についても、PE投資についても、投資案件の目利き、投資テーマの磨き込み、などが出来る人材、体制が、ゆうちょ銀行内にあるのか、が些か心配です。
細かいことですが、フルに1兆円投資。バーゼルⅢ最終化完了。全額リスクウエイトが高くなる非上場株式対象として、リスクアセットは7%増加。自己資本比率(国内基準)は15.53%から15.27%に低下。さすがに1兆円でもアセットが大きいだけに些少の影響ですね。