日本の「タクシー王子」、ウーバーに勝つ
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2015年、来日したウーバー幹部が出席するビジネス関係者ほパーティに出たことがあります。ウーバーの幹部はスピーチの冒頭、「I'm not ハカイシャ(破壊者)」と切り出し笑いをとっていました。そして、ウーバーが多くの雇用を創出し、環境面でも貢献している、とさかんにアピールしていました。その席にいた米国IT企業の幹部は「なぜ日本にウーバーがないのか。この会場に来たタクシーはカードも使えず、日本の小銭で払わされた。アメリカではウーバーを呼んで乗って降りるだけなんだよ」とウーバー導入は歴史の必然とばかりに話していました。私は、規制の国の日本は果たしてウーバーを跳ね返せるか、跳ね返せる確率は5割以下では、と考えていました。8年後にGOが圧勝しているとは、想像していませんでした。現状の当否の判断はさておき、タケシー王子の手腕は見事と言うべきでしょう。余談ですが、GOのテレビCMも見事な出来栄えです。あのCMにいろんなものが象徴されていると感じます。