テスラで最も抜け目のない製品は充電ネットワーク-市場制覇へ着々
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先日テスラの事業について学ぶ機会があり、テスラの取り組みに意識的にアンテナを張るようになりました。
自動車製造販売業者とエネルギースタンドでは、確かに顧客は同じであるはずなのに、ガソリン車が主流だった従来は別々の事業者が行なっていました。
電気自動車の導入が進むにつれて、スタンドの導入は自動車製造業者が推進してきましたが、これからより利用者が増える、というタイミングで多くのシェアを占めたのは凄いと思います。
多くの拠点を持つことでさらに信頼性を高めるといういい循環が生み出せているんですね。
注目のコメント
あまり触れられていませんが、Teslaのスーパーチャージャーが「Software Defined」であることが、他社への解放を実現できた鍵です。
Teslaのスーパーチャージャーは、ハードウェアはシンプルで、決済などは、全てアプリで実施しています。
そのため、機材の故障も少ないですし、今回のように他社に対する対応も、APP側で可能なので、スーパーチャージャー側の変更は不要です。
日本に設置されているTesla以外の急速充電器は、そこで決済用のカード読み取りや、事前の登録などが必要となるので、メンテナンスも、ユーザー体験もTeslaとは違ってきます。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません充電インフラネットワークにおいてテスラのスーパーチャージャー(高速充電器)がデファクトスタンダードになりつつあります。「チャデモ」は世界レベルでは勝てそうもありません。この流れは加速するでしょう。
テスラはエネルギー企業であり,VPP(Virtual Power Plant,仮想発電所)では世界有数の発電所事業者です.自社発のグリッドに世界中のEVを取り込もうとしているわけです.
充電ステーションにつないだ瞬間に,自社のみならず他社のEVのもつデータを得ようとしているのか?また,自社EVと他社EVの充電に差をつけるようなことはするか?スマホの通信事業者とMVNO(仮想移動体通信事業者)に似た構造ができるのか?