ウクライナ南部のロ支配地域でダム破壊、洪水が発生 互いを非難
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影響はいくつか考えられ、
・下流(へルソン市など)での洪水
・水力発電所の停止による停電
・飲料水や農業用水の不足
・ザポリージェ原子力発電所の冷却水供給への影響
などです。ジュネーブ諸条約第1追加議定書(※)第56条において、ダムに対する攻撃は禁止されています(ついでに言えば原発に対する攻撃も)。
もちろん、ロシアもウクライナも、本書の締約国です。
人類は、少なくとも本書が採択された1977年には、ダムや原発に対する攻撃の危険性を認知していたわけですが、いずれかの当事国は、それを承知の上で攻撃するほど愚かだということです。
もっとも、これもどちらとは言いませんが、現場の士官であっても、ジュネーブ条約ほどの有名な戦時国際法すら知らない、という話も聞きますので、戦場になっているウクライナの国民にしてみれば、たまったものじゃないでしょうね。
※ https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/k_jindo/pdfs/giteisho_01.pdf