【井上真祈子】対話で実践できる「子どものリベラルアーツ」
NewsPicks編集部
167Picks
コメント
注目のコメント
NewsPicks for Kids編集長金谷さんからインタビューいただき、たいへん光栄でした。
金谷編集長の、教育や子どもたちが育つ環境への愛ある探究心や誠実な問いから、NewsPicks for Kidsも、本連載も生まれているのが伝わるあたたかい時間でした。心から感謝申し上げます。
子どもは一人一人魅力をもって生まれてきますが、その多くは他者と比べ微差だったり、潜在的だったりします。
その微差が宝ものですので、私たち大人が謙遜をせず、子どもたちがその魅力を掘り起こし磨くことのできる環境の一部になれたら素敵だなと思います。NewsPicks for Kidsも「家族でもっと話そう、世界のこと。」というタグラインを掲げ、紙面を中心にした「対話」を大切にしています。
今回は、その「対話」を重視して、リベラルアーツの実践コミュニティを運営する井上真祈子さんをゲストにお迎えし、お話を伺いました。
特に井上さんによる、教育ビジネスにおける「落とし穴」へのご指摘にはドキッとしました。
購買力を持たないゆえ、子ども向けのサービスでは、それを最終的に選ぶ人(大人)と受けとる主体(子ども)が異なります。それを念頭に、「なんとなくいいことをやっている」という意識にならないように、自分は何をしたいのか?の優先順位の問いかけを、常にしなければならないと思いました。「柔軟さネイティブ」は親のやることを見て学ぶんだろうなと思う一方、親の管理が嫌で飛び出す人もいる。結局子供が「こうなりたいな」と心から思える経験ができることが重要なのかなと感じました。