マスク氏のスペースX、日本で本格展開へ
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注目のコメント
スターリンクは低位置に人工衛星を配置し、より速い・遅延の少ない通信を実現するという趣旨の事業。
本記事では離島や船舶を中心に事業拡大を行うと述べられていますが、やはり日本全体における影響まで視点を広げて解釈すべきです。
長らく日本の通信インフラは熱心に強化され続けてきました。一方、国内の事業展開にはKDDIという日本の最大手通信キャリアの一つが関わっている。これは経済的にも技術的にも地球規模のビジネスをスピード感を持って行うことが十分可能となりつつあるプレイヤーが現れているという事を示しているようにも見えます。
また、日本では「災害時に緊急回線として使用したい」というインサイトがある点も理解しておくべきでしょう。
今後の事業戦略・自衛隊による利用などなど、様々な議論が巻き起こるであろう中、しっかりウォッチしていく必要がありそうです。
個人的には使ってみたいです!!日本国内でスターリンクRVプラン(¥9,000/月)をメイン回線として使ってます。
下り30〜100Mbpsくらいで動画やダウンロードなど問題なく使えて快適ですが、今のところポイントがいくつかありますね。
○良いところ
・ロマンがある。有志サイトから今飛んでるスターリンク衛星の軌道をライブウォッチもできる。https://satellitemap.space/
・100V,100Wの電源(家庭用コンセントやポータブル電源)さえ用意すれば、コンセントに挿すだけで4K動画も見れる速度の回線が使用できる→災害時のネットワーク確保には間違いなく「手軽で役立つファーストチョイス」。
・スペースXが毎週のように衛星を更新・追加で打ち上げているので、継続して回線の改善が期待できる。スペースXを応援したくなる。
・RVプランであれば、使用してない月は契約を休止(月額料金無し)に出来る。
○課題点
・上りの速度が1〜10Mbpsと遅い。
・天頂〜北側の広い範囲の空を遮らない見通し距離が必要→マンションや高層都市部は屋上以外では厳しい。中山間部も快適に使えるロケーションはまちまち。
・一切空が遮られていなくても回線の瞬断が少なくない頻度で起こる→1秒以下の瞬断が一回/1時間、数秒間の中断は数回/数時間。オンライン対戦ゲームや大事なリモート会議では、固定回線よりもかなり高い頻度の瞬断が煩わしく思う。
・現行1番数多く飛んでいるバージョンの衛星は、雨など天候の影響を受けると瞬断の頻度も高くなる。
・米欧と違い、現時点では日本国内に地上通信基地(地上回線と衛星の通信)がひとつも無い→せっかく充実している低レイテンシの国内の地上通信網を活かせない。
総じて、津波避難区域などの高台や離島での使用といった用途や、地上通信網を持つ企業との接続などの環境が整うと非常に親和性高く活用できる回線だなと実感してます。
(KDDIがスターリンクの回線を覗く時、またスターリンクもKDDIの回線を覗いているのだ。)
どんどん衛星を打ち上げまくって回線を快適にしてくれスペースX!と応援したくなるので、宇宙も身近になりますね。あ、スターリンクの技術責任者はうちの学科の卒業生なんですよ 昔ワタシが顧問してた頃のミシガン大ソーラーカーチームの技術リーダーでらっしゃいました 一緒にオーストラリアの砂漠をレースしましたねぇ
それもあってスペースXさんには、昔からミシガン大工学部卒業生をご贔屓にしていただいています 更なるパートナーシップのご相談に、再来週テキサスのスターベースに行ってきます 上記の元学生さんもCAから来てくれるそうです 楽しみなんですが、10年以上会ってないので、お互いオヤジ化が進んでるかもですねぇ あと田舎にあるので行くのが大変そうです。。
記事関係なくてスミマセン
追記
暑かったです。。
追記おわり