早くも中国でAIが生成した美人ブロガーが多数登場。その前例に学ぶことは

コメント

注目のコメント

• 細田 知美

  株式会社電通PRコンサルティング シニアPRプランナー、電通ダイバーシティラボ所属

  ・2023年05月13日

  AIモデルAIブロガーの登場で、映像や写真で広告などに使用されるケースは、一気に増加するでしょう。
  しかし生成AIで生み出された女性たちは、ネット上に溢れる偏った性からの”完璧な姿”であるがゆえに、人間らしい波長や微妙なズレなどを感じないことから、人は次第に物足りなさと嫌気を感じてくると思います。
  AIにおけるジェンダー・バイアスの問題がすでに指摘されていますが、
  企業が、AIモデルAIブロガーを活用する場合は、その姿形だけでなく音声や背景、発する言葉や動作にもかなりの注意を払わないと、大きなリスクが生じるでしょう。
  PR担当者は綿密にチェックしないといけません。生成AI活用の是非も含めて。
  AIモデルAIブロガーの登場の一方で、リスク回避のためのサービス開発も進んでいると思いますので、今この瞬間にも状況は変化しているかもしれませんね。
• 碓氷 早矢手

  講談社 宣伝統括部担当部長

  ・2023年05月13日

  オンライン上の見た目はどうにでもなるので、「整った容姿」の価値は暴落しております（自分調べ）。
  その代わりに、おもしろさや、継続的な関係性の価値が高まっているのです。
• 瀬地山 角

  東京大学　総合文化研究科 教授

  ・2023年05月13日

  オープンAIのChat GPTは中国では使えません。GoogleやFacebookが使えないのと同じでVPNを使わないかぎりアクセスできません。現時点で使える中国の生成系AIは「百度」https://www.baidu.com/　という中国の標準の検索エンジンでchat gptと検索するといくつか出てきます。課金されるものもありました。「天安門前広場（天安门广场）」で検索するといろいろ説明してくれますが、「天安門事件」「6月4日」「5月35日」などはいずれも「敏感な言葉が含まれるため、再検索してください」と出てきます。百度と同じです。中国独自の生成系AIも急成長していることは間違いありません。