米メタ、生成AIを広告に=企業向け、効果向上を試験
コメント
注目のコメント
ことFacebookの広告設定は手動でやるのはかなり面倒だったので、この展開は素直に嬉しいです。
Facebookの売上の90%以上は広告事業で成り立っており、こうした広告主向けの利便性が向上すれば、ダイレクトに売上に寄与していくはずです。
一方で懸念されるのは、広告作成がある程度自動化されることによって、FacebookやInstgramに批判が多く寄せられている広告の氾濫がさらに加速されるであろうことで、見方によっては、ユーザー離脱の種を抱えることにもなり得ます。
生成はあくまでクリエイティブ面に限られた機能であり、それをどうパーソナライズして配信していくかという、広告配信の最適化とセットで進化していくことが求められていきそうです。
また別方面で考えると、こうしたSNS広告作成・広告設・運用請け負っていたデジタルマーケティング企業は、 AI生成化の影響を大きく受けるはずで、外部委託することの意義、専門性やオリジナリティをどう発揮していくかを、戦略に落とし込んでいくことが現実的に必要なフェーズに入っています。当然のこととして出てくる流れですね。制作コスト部分はかなり圧縮されるはず。問題は企画およびディレクション部分で、今まで制作に時間を取られていた良い企画者が企画に集中してより多くの仕事をするようになると、実は結構そこで差がついてくるのでは。
制作スキルがなくても企画者として開花する人も現れるでしょう。AIに取って代わられる人がいる一方で、AIによって開花する人もいるということ。いまだにFacebook利用率が高い日本では、Facebook広告は効果的なチャネルです。米国以上に、日本のBtoB事業者がキャッチアップするべき情報になってくるかもしれません。
自分でも生成AIによる広告、バナーキャッチコピーのテストをやって見たことがありますが、正直現時点ではまだ実用水準にはなっていないと考えています。
一方で、ユーザー反応率などをもとに、効率的に生成されたキャッチコピーが動的に変わり続ける状況が作られるようになると、SNS広告の効率性がさらに高まり、投資額が増加する可能性はあります。