【なぜ】大手企業が続々導入する「小説ワークショップ」の正体
NewsPicks編集部
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1カ月ほど前、書店に行ってビジネス書コーナーをウロウロしていたら、他の本と少し装いが違う本に目に止まりました。それが、今回紹介する『ビジネスと空想』です。現役ショートショート作家の田丸雅智さんが、空想からアイデアを着想する方法を、かなり具体的なメソッドに落とし込んでビジネスパーソン向けに示しています。
詳細はぜひ本文をご覧いただければと思いますが、本書でもインタビューでも、ご本人が繰り返し「空想にこそ、驚異的なイノベーションのヒントが眠っている」「そして、それは限られた一部の天才ではなく、誰にでもできるもの」と強調されていたのが印象的でした。子どもの頃のように、無邪気に口に出しづらくなった空想を、ちょっと誰かに話したくなりましたw
*明日の後編では、田丸さんのワークショップの内容を「やってみた」形式でお届けします。おそらく毎日全く同じ行動をしているよりも、たまにでも違う行動をしていた方がアイデアが降ってきたり空想にひたれたりできると思います。
しかし、主語が大きくなってしまいますが、日本人が前者に寄っているのが事実です。違う行動をする余裕がなかったり、する意味がわからなかったりするのではないでしょうか。
一見関係ないような空想でも、ビジネスや自分の生活に良い影響を与える可能性があります。そこに気づける人がもっと増えるといいですよね。子どもの頃の楽しくてわくわくする空想の時間は、いくつぐらいのときに、なくなってしまったのでしょうか。
たしかに、イノベーションが必要と言いながら、「ありえる」世界だけを見ていてもだめなんですね。新しいものを生みだすヒントとして、後半のお話も楽しみです。