浦和レッズACL優勝、史上最多3回目 クラブW杯に出場 サッカー
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現地で観てました。この試合には色んな文脈が含まれていました。
2019年ACL決勝で今回と同じ相手アルヒラルに圧倒的な内容で負けて誓ったACLタイトル奪取。
2020年天皇杯準決勝での宇賀神の決勝ゴール、
天皇杯決勝での槙野の決勝ゴール、
ACL準決勝での松尾とユンカーのゴール、江坂のPK戦決勝ゴール、
そしてここまで率いてくれたリカルド前監督。
もう既に浦和レッズにはいないこれだけの人がこの舞台に連れてきてくれました。
そんな想いが詰まった対戦で単なるACL決勝戦以上の試合になったと思います。
注目のコメント
心からお祝いします🌸
ボール支配率34%(前試合30%)というスタッツが端的に表す厳しい試合を、辛抱強く勝ち切り、本当に素晴らしい。
試合前から「Jで圧倒的でないレッズが格上に勝てるのか」などと評されていましたが、アウエーを含め立派な戦いでした。圧倒的なサポーターからのエネルギーも大きな力になったと思います。Twitterのトレンドには
・浦和の街
・フロンターレ
・浦和レッズ
フロンターレはリーグ戦ホーム等々力での試合後、ACLアウェイ戦に向かう浦和レッズを送り出す浦和サポーターを全面的にサポートしたことが讃えられている様です。こういうチームの垣根を越えてJリーグの代表を応援する姿勢は本当に素晴らしいと思います。
あと、メディアによるJチームのアジア制覇があまりにも扱いが小さく驚いているのですが、今回の優勝で浦和レッズは2025年に開催されることになる新方式の32チーム制FIFAクラブワールドカップへの出場権を得ました。この大会、出場するだけで約40億の賞金が得られるとの話。世界的なビッグクラブと同等まではいきませんが、かなり強力な補強が可能となります。それだけ価値のあることです。
財政難で放映権料さえ払えず四苦八苦していて、まとまった収入の見込める代表の強化と露出に偏重し、Jクラブには上から目線で締め付けばかりの協会が取り仕切るリーグ・カップ戦よりACL制覇を重要視するクラブが増えてきそうな感じがあります(ルヴァンカップの価値はさらに低下しそう)ACLは今後ヨーロッパのクラブにおけるCLの様な存在になるかもしれませんね。