2030年までにMR市場は1兆円規模に。大手&スタートアップの最新動向
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AIの流行に流されて世間ではすっかりオワコン感のメタバース(VR、AR、MR)ですが(笑) 実際にはQuest2は絶好調で、RecroomはVRオンリーのMAUが300万人、Gorilla Tagは230万人。ハードもPSVR2にPico4、AppleそしてQuest3も出てきて役者は増えてきてる。VRゲームはいよいよマスアダプションへ!
市場拡大は進むものの未だマス普及は道半ばです(Questシリーズの販売は好調ですが)。1番の問題はデバイスだと思います。マス向けのHMD(ヘッドマウントディスプレイ)に関する定性調査でも「デバイスを”わざわざ”装着して起動する」という点に懸念を示す声が多数でした。また、現在のVRはコントローラーもあることから、デバイスの比較対象はPS5やNintendo Switch等の「ゲーム機」となっています。
上記の懸念があり、各社(特に中国)はVRに振り切らず、現実世界とも行き来できる&ずっとつけてても周りから変に思われないデザインのHMDを開発しようとしています。2023〜24年にかけてApple含め大方上記のコンセプトデバイスが揃うと思われます。
MRデバイスをゲーム機ではなくスマートフォンやPCと比較するようになったら普及の足掛かりになると思います。MR(複合現実)にGenerative AI(生成AI)が融合した場合、どのようなことが起こるかを考えてみましょう。今後、人々は常にゴーグル、眼鏡、コンタクトレンズなどを身に着けるようになり、これらなしでは生活できなくなるでしょう。とくに、それなしで外出することができなくなることでしょう。
リアルの世界の風景はAIによって加工され、個々のニーズや好みに合わせて、加工された風景が見えるようになるでしょう。例えば、全ての風景が新海誠風に美しく見えたり、ジブリ風に見えたりすることができます。見たくないものや会いたくない人は消され、また、バーチャルなものや人物は同じ関係にある人々の間で共有されます。こういった世界が近い将来実現すると考えられます。