クレディS、1-3月に9兆2000億円流出-救済なしでは存続困難
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昨年末にCS会長が資金流出は止まったと発言して混乱を収束させようとしたけど、結果的にそれは嘘だっだという事になる。もし、あの週末を何とか乗り切っていたとしても、こうした数字が表に出てくれば流出が更に加速して倒れていただろう
顧客が消滅したわけではなく、顧客資産が流出しただけなら、CSがUBSに完全に飲み込まれたあと、UBSに戻ってくるでしょう。富裕層顧客というのはそういうものです。そういう意味でも、今回のM&Aは意味があったという訳です。
CSを買収したUBSもまた、自己資本におけるAT1債比率が30%近いんですよね。基本、AT1債は利回りは高いけど、再発行して償還を延々と繰り返せる物でしたが、CSの一見でリスクが高いと見られる、利回りは現在の10%弱から、次の借り換え時には数10%の利回りに跳ね上がることが予想されます、UBSのキャッシュフローをら圧迫するのは明らか。中々大変そうです。