星野リゾート代表「交通アクセス関係ない」 奥飛驒に旅館
日本経済新聞
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注目のコメント
「交通アクセス関係ない」というよりは正しくは「日本に飛行機でやってきた外国人旅行者にとっては、あまり問題ない交通アクセスだ」という意味かなと思います。また、奥飛騨には観光資源が豊富にあり、大動脈となる交通が通っても「十分、滞在型観光に耐えうるエリアだ」とかですね。
これはもちろん、日本人にも有用です。
東京ディズニーリゾートの周囲には、なかなか高額なオフィシャルホテル群があります。宿泊者は、東京神奈川在住も多いです。自宅に「帰れない」ではなく、敢えて「帰らずに泊まる」なのです。それは、ディズニーリゾートで1泊2日するだけのコンテンツがあるからです。
交通アクセスは大事なファクターですが、それ以上に、その地域に滞在する意義、魅力は重要になります。アクセスは一つの手段であり、それをうわまわるポテンシャルがあればアクセスも厭わないということだと考えるのが適切でしょう。
飛騨は公共交通のアクセスは悪いながらも、国内外かかわらず人気なスポットですので十分な集客を見込んでの判断でしょう。
いずれにしても、これだけ国内でシュリンクしているホテル市場の中で、事業展開を続けているのは流石としかいいようがないですね。コロナ渦でオーセンティックな宿泊だけが残っていくんだろうなと改めておもいます。目的になる宿、レストランであれば、不便な交通立地でもそこまでいきますからね。特に海外の方は日本に来るまでに時間と金をかけてきてるので、そこからの移動の大小は気にせずいきますよね。せっかくだからと。