マスク氏、独自AI立ち上げへ MS・グーグルに対抗
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GAFMの覇権争い。マスク氏がGPTの開発停止を訴えていたのは巻き返すための布石だったんですね。
利用者としては使いやすいようになってくれればいいです。beingで遊んでますが、truthも使ってみたいです
注目のコメント
先日の「GPT4より強力な生成AI」の開発停止を求める公開書簡への署名は、パフォーマンスだったということなのでしょう。
この書簡には世界的な専門家を含む2万5千人が署名をしており、ChatGPTをはじめとする大規模言語モデルのリスクを懸念したものでした。
その代表的な一人であるマスク氏が、新たなAIモデル開発を表明してしまうという顛末で、開発停止を求める説得力はもはやなくなってしまったように思います。多くを敵に回しての今回というわけです。
一方、競争が技術進歩を加速させる面はもちろんありそうです。ですが気になるのはネーミングに「GPT」が含まれていることで、わかりやすい一方、GPTがアルゴリズムの一つでしかないことを考えると、短期的な展開に目線があることが窺えます。
マスク氏がどのような戦略を取っていくつもりなのか、引き続き注視していきたいと思います。CharGPTが嘘をつきがちなのに対して、真実を答えるTruthGPTというのは分かりやすいネーミング。
ただ「宇宙の理解に関心を示すAIが人類を絶滅させる可能性は低く、その意味でこれが安全への最善の道筋かもしれない」という発言は、宇宙の本質に比べたら人類はちっぽけな存在なので、人類の害にはならないけど、有用にもならなそう。
実際、ChatGPT以前のGPT-3は、人間による補正(強化学習)がなく、人間に関心がない状態で、ある意味、世界や宇宙に関心が広がっていたわけです。それを人間に関心を持つように補正(強化学習)して、GPT-3.5のChatGPTに進化し、人間にとって有用なユーザー体験になった。マスク氏の発言の意図が本当なら、TruthGPTはいつか帰路に立たされそう。競合が増えて技術の進化のスピードが速くなるのは良いこと。マスク氏がTwitterでやったことを見て、それでもついて行きたいと思うAIエンジニアはいるのか。
それにしてもこの人の発言は意味深ではなく意味不明になって行きますね:
「宇宙の理解に関心を示すAIが人類を絶滅させる可能性は低く、その意味でこれが安全への最善の道筋かもしれない」