23歳起業家が率いるロボットベンチャーが融資含めて約54億円調達、飲食チェーン支える“調理ロボ”開発へ
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非常に面白いです。どんどん広がって欲しいです。飲料だけではなく食事も提供できれば最高で、今まで可視化が難しかった「匠の味」も調理ロボットが再現できるようになったら良いですね。そうすると、将来飲食業界にとって何が競合優位性になるかというと「味のデータをどれだけ保有しているか」だと思います。※味のデータ化は別の文脈ですが通信キャリアでもウォッチしています。
とはいえ、調理、配膳、会計のフローが飲食店に揃ったら、もはやヒトは管理や監視が主な業務になると思いました(それすらも本来いらなくなると個人的に思いますが…)。
例えば、武蔵境駅で実証実験していたNewdaysの無人コンビニではマジックミラーで店員が念のための監視や棚の整理をしていました。カフェロボット「root C」などを運営するNew Innovationsがエクイティとデットで約54億円を調達。この2〜3年ほどで大手企業のOMO関連の取り組みを支援する事業が広がってきており、現在も大手外食チェーンやカフェチェーンなどと調理ロボットを軸にした大掛かりなプロジェクトが進行中だそう。
代表の中尾さんに初めてお話を伺ったのが2019年だったのですが、当時から「人がやるからこそ価値が生まれる作業や温もりが要求されることにより多くの時間が使えるように、それ以外の部分をロボットが担っていくこと仕組みを作りたい」というニュアンスのお話をされていたことが印象的でした。
お金もかかるし簡単ではない領域だとは思いますが、今後の展望が楽しみ。・New Innovationsは2018年創業のスタートアップ。完全無人型のカフェロボット「root C(ルートシー)」を手掛ける
・root Cは駅中、オフィスビル、商業施設など10箇所でサービスを提供。アプリ上で時間と受け取り場所を指定しておけば、淹れたてのスペシャルティコーヒーをすばやく受け取れる。
・2021年にはブルーボトルコーヒージャパンと共同で非対面店舗を実現するシステムを開発。