水素は「もう終わった」のか?燃料電池車が先行き不透明に見えてしまっている理由 - エコカー大戦争!
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「燃料電池車の現在の立ち位置が、消費者に分かりにくい」という指摘はまぁ尤もだと思うし、その実、水素の導入期が「発電などBtoBを主軸とする」形が現実的との見方にシフトしてきていて…という部分も正しい。
ただ、それが「液化水素というものが出てきたが故に、燃料電池車の立ち位置が不明確になった」という部分は、事実としても誤認だし、そもそも世の人がそんな風に思っている様にも感じないのだけどなぁ。
液か圧縮(ガス)かは、あくまで運ぶ際の手段であって使う際にはガス化すると、記事中にもある。使う際にも液なのは世の中せいぜいロケットくらいである。そんな話で混乱するくらいなら、アンモニアだとかMCHだとか(どちらも輸送手段の話。そして液/ガスよりもっと話題としてメジャーでは?)の方がもっと「燃料電池車の立ち位置を不明確にする」という部分に寄与している、とは思う。←事実も、世の人の認識も。