ChatGPTが変える世界 日本人が考えるべき5つのこと
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私はchat gptの利用は肯定派ですが、否定派の意見も共感できるものがあります。
私が現状考えるchat gptの適切な利用範囲としては、本来やらないといけない業務がマンパワー不足などの原因でできていない、または低い精度でしか行えていない部分の補填として利用すべきだと考えています。
例えば採用でいうと書類選考です。
その中でも新卒採用でいうと、エントリーシートがほぼ同じ時期に何十、何百と送られてきます。
その書類をそこまで数が多くない場合は内容をしっかり見た上で合否を判断できますが、数が多くなると、書類の隅から隅まで把握できない場合が多いでしょう。
そうなった場合学歴などの最低限の情報で審査せざるを得ず、やむを得なく足切りのような形をとっている企業もあるでしょう。
ただ学歴=入社後活躍できるではないため、その足切りは企業のためにも学生のためにもなりません。
ベストを言えばもちろん書類の隅から隅まで目を通し、文章力やどんな経験をしてきているかで判断すべきだと思います。
ただ現状それが現実的ではない状態の企業が多いです。
そこで活躍するのが、chat gptなどのAIだと思います。
じゃあどういった場合で利用しない方がよいのかという点は様々意見があるとおもいますが、私が思うのは、現状できている業務の部分で、AIを活用し、ただ自らの業務を楽にするという利用の仕方は個人的な成長を阻む可能性があると思います。
それによって他の業務に注力でき、生産性が上がりますとかいう利用の仕方はもちろんいい使い方だと思います。
今後おそらくchat gptの利用については賛否が分かれると思います。
皆さんがどのような意見を持っているのかは自分も楽しみに見ていきたいと考えています。
注目のコメント
記事にある5点を整理してみると、乗り遅れないこと、使ってみること、国策としての開発投資、活用を前提とした教育改革、適切なルール作りです。
いずれも至極真っ当なことですが、AI開発に関わる身として、一点補足・追記させていただくと、必要だと思われるのは産業応用の加速です。
3点目に日本独自モデルの開発の必要性を示唆することが書かれていますが、現時点でも日本の情報を含む大規模なデータを取り込んだChatGPTをはじめとするLLM(大規模言語モデル)は、すでに私たちが目の当たりにしているように、日本語ですら相当な精度での生成を実現しています。
さらにこれらは私たちが使用し、フィードバックした情報をも学習する仕組みになっており、そうしたプラットフォームがすでに誕生している今から日本独自のモデルを開発するメリットはあまり見出せません。
そのため、世界的に見れば出遅れてしまった日本の産業がすべきことは、このツールをいかにうまく用いて、ビジネスモデルとして成り立たせるかです。
自動車、半導体などをはじめ、古くから日本の産業は海外の技術を取り入れ、日本流にアレンジし、そこでできた仕組みを輸出するといったら加工貿易を得意としてきました。
ChatGPTの産業応用による新ビジネスの創出こそが、日本の強みが活かせる、残された可能性です。高付加価値を創造できるか?
教育が極めて重要です。旧態依然としていて、文科省からの指示待ちの教育機関や関連企業が多く、ChatGPTへの対応も腰が引けている。
どうしたらいいのか考える創造力も子どもたちリードしようという強い意志も欠けている。そんな人たちを無理に変えようとする必要はない。
傍観して立ち止まらない。高付加価値を生み出して未来を創造しようとする人たちがAIの最高の活かし方示していきましょう。Chat GPTに年齢制限を設けるのも全くもってなしではないだろうと思いますが、
考えるべきなのは一人一人がChat GPTとどう向き合うかを考えることができるようになることではないでしょうか?
普段遊び程度で使ってますが、ブレインストーミングなどの対話でAIから学べることも実際多くあります。
今日各大学が方針を出しましたが、この記事のようにルール設定をした上で個人個人で使い方を考える、まさにAI倫理を身につけることが今後の教育で大事なんじゃないかなと個人的に思います。
参考
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20230408-OYT1T50388/