フィンランド、4日にNATO加盟 ロシア北西部戦力増強を表明
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「NATO加盟国の軍隊と軍備がフィンランドに配備されれば」、ロシアはフィンランドとの国境沿いの戦力を増強する、と言っていますが、フィンランドがNATOに加盟することと、米国や英国の軍隊や基地がフィンランドに置かれることは、別の話です。
ロシアとしては、フィンランドのNATO加盟はもう止めようがないにしても、米軍のフィンランド駐留は止めたい、ということでしょう。
ロシアの近隣だと、米軍は、従来からトルコやノルウェーに駐留していましたが、2019年あたりから増えて、現在は、
・ポーランドに1万人
・バルト3国に1万人
・ルーマニアに3000人
などが駐留しています。↓的確です。
「ロシアのプーチン大統領はNATOを縮小させるという明確な目的を持ってウクライナ侵攻に踏み切ったが、その正反対の結果になった」(本記事)
フィンランドの翻意⇒NATO加盟は欧州の安全保障において極めて重要。ロシアと国境を接し、これまでたびたびロシアの圧力を受けてきたため、ロシアを刺激しないように配慮してきた国ですから。ロシアのウクライナ侵攻がNATO拡大を促したという、皮肉な結果をもたらしたということに尽きます。あと拡大後加盟したトルコが、元々ヨーロッパのフィンランドとスウェーデン加盟の可否を左右することになったのも、象徴的な出来事でした。