ジム・ケラーの新会社が日本上陸 AMD、Apple、Intelを渡り歩いた天才の技術でプロセッサをデザイン
ITmedia NEWS
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ジム・ケラーはAMD躍進の基礎を築いた人でかつiPhoneのチップの設計にも寄与しています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%A9%E3%83%BC
ジム・ケラーがデザインしたAthlon(K7)やAthlon 64(K8)の発売で、AMDとIntelの市場シェアの差は縮まりましたが、ジム・ケラーがAMDを離れると、AMDは低迷しました。プロセッサの能力の差が原因でした。ジム・ケラーがデザインしたチップは、IntelのCPUに負けない処理速度を誇り、価格の安いAMDのCPUはコスパのよい選択肢だったからです。
しかし、ジム・ケラーが離れた後のAMDの価格は安かったのですが処理速度は劣り、魅力に乏しかったので、AMDのシェアは低迷しました。ローエンド向けの低価格のパソコンにしか導入されませんでした。また、サーバ向けチップもコア数は増えましたが、コア当たりの処理能力が劣り、全体的なパフォーマンスはインテルと差がついていました。
ジム・ケラーがAMDに復帰しデザインしたZenアーキテクチャは、パソコン向けのRyzenやサーバ向けのEPYCとして、商品化されAMDのシェアはインテルのシェアを奪っています。
ジム・ケラーのデザインとなると期待と言いたくなるのですが、どこかに雇われているときの方が実績が残せているので、うーん、どうなんでしょう。Tenstorrentが買収されたときがジム・ケラーのパフォーマンスが一番、出るのかも。