ChatGPTがプラグイン対応、ウェブサービスや外部アプリ連携で有用性が大幅向上
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次世代プラットフォーム誕生の瞬間です。
Pluginという控えめなネーミングがされていますが、実態は今までのインターネットサービス全てを包含するほどのプラットフォームになれるはずです。
以前から指摘している通り、強力な言語モデルは、全てのAIの基盤プラットフォームになると私は予想しています。そして、これは、言語を中心に画像や音声などがマルチモーダルに加えられていきます。
例えばiPhoneが登場した後に、世界中のインターネットサービサーが、iPhoneで使える様に、アプリを作ったり、iPhone用に最適化したサイトを構築し、インターネット世界での覇権が決まっていきました。そして、その中心にいるアップルの収益やプレゼンスは大きく向上しました。
この様に、今後は世界中のサービサーがChatGPTから使える様に、自分たちのサービスを作っていく必要があります。Pluginしてもらう事を競い合うようになるはずです。なぜならBing検索が、google検索を猛追しているというニュースがある程で、インターネットサービスの起点になって行ってるからです。
当然その中心にいるChatGPTはプラットフォーマーとして影響力を発揮していきます。
基本的にはとても楽しみなのですが、
日本企業もこの中で大きなプレゼンスを構築していきたいところです。他記事でも同様に書かせていただきましたが、これはまた素早く、大きな展開になりました。
すでにExpedia(旅行予約)、Instacart(食品配達)、Kayak(旅行検索)、OpenTable(レストラン予約)、Zapier(業務効率化)などのプラグインが作成されているとのことで、一般ユーザーへの影響はもちろん、産業応用が加速しそうです。
これまでの(と言ってもかなり短い期間ですが…)Chat GPTはシンプルなチャットツールでしたが、こうしたプラグインによって、各種の予約や買い物などのやり方自体が大きく変化することになりそうです。
日本のこれら業種の企業も、早々の対応を求められることになるはずですし、より利便性の高いUI・UX提供環境を一早く構築できたサイトやアプリ等が、先行者利益を享受できるチャンスでもあります。
技術が牽引する形で、企業のビジネスモデルがある種の強制力によって変革せざるを得ない状況になりつつあります。動きの早いスタートアップのような企業がレガシーな企業を超えていく、「イノベーションのジレンマ」「破壊的イノベーション」が、まさに目の前で展開されていく様相です。ChatGPT4は有料サブスク課金して使っていますが、私は20数年前にGoogle登場したときと同じような衝撃を受けました。
特に無料版とは精度の向上やクリエイティビティにおいて、大きく飛躍した印象です。プラットフォーマーとChatGPTのユーザーインターフェースの組み合わせは正直、脅威であり驚異であると思います。
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およびサードパーティープラグインの第一陣として、旅行計画やフライト・ホテル・レンタカー予約の Expedia、KAYAK、買い物や価格比較の Instacart、Klarna Shopping、Shop、レストラン予約の OpenTable、学術計算やナレッジベースのWolfram、アプリ間連携サービスのZapierなど10種以上が公開されました。