復興の歩みを希望に 福島発「ホープツーリズム」の可能性

コメント

注目のコメント

• 福永 光一

  O-Flexビジネス・コンサルティング 代表

  ・2023年03月16日

  アウシュヴィッツ収容所などの人類が引き起こした悲劇は、反省をする材料としてのダークツーリズムの意義はあるでしょう。
  
  一方で東日本大震災のような自然災害は、人間には反省のしようがありません。
  しかし、傷ついた人は多数います。
  
  ですから、その経験を糧にこれからをどう生きていくかを考えるという前向きにする意味で、ホープツーリズムという発想は非常に重要だと思います。
• 平野 徳麻

  兵庫県立大学　社会情報科学部

  ・2023年04月05日

  １か月ほど福島県双葉郡広野町に住み込みで活動する機会があり、そのときも双葉町の街並みや請戸小学校、伝承館に行くことがありました。確かに大きな災害で苦しんだ方々がいたり、人災もあったりとダークツーリズム的な側面も見られましたがそれ以上に、これからの福島県でどうにかしようと頑張っている地域の方々の前向きな姿が印象的でした。震災によって何もかも奪われ、誰も住めなくなった過去があったからこそ、新しい福島をこれから作っていこうという希望にスポットを当てたホープツーリズムに目を向けるべきだと思います。
  現地の方曰く「震災後、以前は考えてもいなかった経験ができて不謹慎だけど今思えば楽しかった」とおっしゃっていました。
  被災地の悲しい側面だけでなく、今後の未来について目を向けてみてはどうでしょうか。