中国経済、１～２月に持ち直し－コロナ対策撤廃で消費も回復

コメント

注目のコメント

• 濱野 智成

  NOVARCA Inc 代表取締役社長CEO|中国ビジネス専門家

  ・2023年03月15日

  フルコロナによる感染蔓延は昨年12月に概ね集結し、1月後半の春節でも帰省や国内旅行、一部の海外旅行など景気の盛り返しを見せました。
  リベンジ消費的な側面もありますが、底の景気はまだまだ安定したとは言えないながら、徐々に上向きな状況。
  経済成長率目標もやや引き下げた発表となりましたが、それでも巨大経済が5%成長するというのは大きなインパクトだと思います。
• Hasegawa Yukinori

  温厚で思考好きな人

  ・2023年03月15日

  コロナ以降はロックダウンやらの影響があって前年同月比があんまりあてにならない。例えば2021年2月は33.8%と大幅な増加となっているがそれは前年マイナス20.5%と比較しているからだし。
  そういう意味では来月、再来月は『大幅に消費回復』なんてニュースが流れるかもしれないが前年に上海などでロックダウンがあり落ち込んだことも加味しないといけない。
  それともう１点。基本的な経済成長のベースラインも考える必要がある。中国の場合は人口減に入ったとされるが農村部などもあり発展途上国的な側面があるので『消費が回復したのか通常の経済成長要因であがっているだけなのか』は見たほうがいい。それとそもそも論だが中国当局のデータは眉唾だということも忘れてはいけない。