市場を開拓し、低欲望社会を乗り越えるマーケティングの考え方――LGエレクトロニクス・ジャパン 宇佐美夕佳インタビュー
Marketing Native(マーケティング ネイティブ)
3Picks
コメント
選択しているユーザー
執筆担当者です。
LGエレクトロニクス・ジャパンでマーケティング統括責任者を務める宇佐美夕佳さんを取材しました。
有機ELテレビや衣類ケアのLG Styler(スタイラー)で市場を開拓し、注目を集める同社。
「欲しい物はもう特にない」という低欲望時代の中で家電を売り、ヒット製品を出し続けるには何が必要なのか。
開発や生産体制から従業員の考え方、コミュニケーションまで幅広く宇佐美さんにお聞きしました。
よろしければ記事のご一読をお願いいたします。
注目のコメント
当時、暖房器具を買っていただく際に、具体的に「ゼロ風暖房」というキャッチコピーにして、風を苦手だと感じるお客さまだけに刺さるコミュニケーションを打ち出しました。暖房器具は基本的に風が出るものです。風を苦手だと感じるターゲットに対して非常にとがったコミュニケーションを優先した結果、従来の暖房器具とは異なる新しい価値を提案でき、消費者の中に「風が出ない暖房」があるという気づきを生じさせるとともに、ブランドへのハロー効果も出てきました。