【AIと倫理】石黒浩×山本龍彦
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【2023/03/13 22:00〜配信】
「AIと融合すれば、人はオゾン層が無くても、1万年生きられる」
そう語るのは、大阪大学基礎工学研究科教授・石黒浩氏。
スマホの普及により、人は多くの情報を瞬時に得る事が出来るようになった。
そして現在では、脳神経に直接アクセスし、人体を自在に動かす事が出来る「ブレイン・マシン・インターフェイス」という技術まで実在するという
「今でもそうだが、人間は無機質化し、最後は機械と同化する」と石黒教授は予見する。
しかし社会実装も進むAIには、問題点も多く指摘されている。
今回は、ロボット工学の権威・石黒教授に加え、憲法学の立場から慶應義塾大学・山本龍彦教授をお招きし、進化するAIについて、徹底的に議論してもらうAIについて、石黒先生はAI/ロボットの観点、山本先生は法律家の観点から議論
専門的過ぎず、普通の人に比較的わかりやすい話になってはいるけどぶっ飛んでて面白い内容です。
石黒先生の主張のキーワードは、知識欲、AIをどう使いこなすか、人間は技術で進化してきた生き物。AIを使いこなす人類と使わない人類とに分かれるかも等、近視眼的な視点と1万年後、10万年後のスパンで考える視点の切り替えが面白い。
山本先生の法律家の観点からは日本が遅れてるか、許容範囲が広くてイノベーティブかはもう少し見てみないとわからない。でも、メタバースみたいな仮想空間か発達するならAIで選別されたバーチャルスラムみたいなものが作られる可能性はあるかも。という主張
お二方とも技術の急激な進化に戸惑うよりもどう使いこなしていくかが大事だというメッセージに感じました。司会の絶妙な質問やテンポの出し方、まとめ方もよかったです。米国の調査会社が発表した「2023年10大リスク」によると…1位・ロシア、2位・習近平国家主席、3位がなんとAI。
これは、今、世界的な話題を呼んでいる「ChatGPT」に代表されるように、人間の様な絵や文章を作成する「生成型AI」の危険性を示唆しているそう。
ただしAIは、すでに私達の生活に欠かせないもの。
今回は、急激な進化を遂げる「AI」に、今後どう向き合えばいいのか?
人工知能ロボットの権威、大阪大学・石黒浩教授、憲法学の目線から慶應義塾大学・山本龍彦教授に徹底的に議論して頂きます