Google社員など1300人が登録「社会人向け匿名SNS」が本格始動──レイオフや働き方など“本音”で議論
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数年前アメリカでは Fishbowl という似たようなSNSアプリが周りでは人気でした。その更に前は Glassdoor という企業レビューサイトが大手で、応募先の会社を就活時に「確認」のためチェックするのが一般的でした。
レイオフなどで企業に対しての信頼性やモラルが極端に低下している中、社員が悩みを打ち明けられる「安全な空間」は一層求められています。これを機に企業は社員の声に耳を傾け、自社の改善すべき点を認識し,より良い職場環境と人間関係を作れる元になってほしいと思います。
また現状はネガティブな気持ちや不安が多いと思いますが、いずれはポジティブな情報も発信できるようなフィーチャー(企業のバリューが自分に合っているか、仕事上のメリットは何か、など)が取り組まれていると良いなと思いました。
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他のかたも記載していますが「匿名」×「信頼性」の担保をどこまででるかですよね。
「所属企業名」に関しては「企業のメールアドレスの登録必須」で信頼性を担保するとのことですが、「投稿内容」の信頼性や、治安担保をどうやって進めていくのかは気になるところです。当事者同士で関係性が高い情報を共有し合える仕組みは価値あると思いますが、どこまでこのプラットフォームを信頼して情報を提示できるかですよね。現在通っているベンチャーキャピタリストの育成機関であるカウフマンフェローズプログラムでは、「この部屋の中での会話は絶対に外に持ち出さない」というルールがあるので、お互いに安心して仕事や家庭のかなりシビアで生々しいトピックを相談することができます。こういった信頼醸成をどよのうにするのかは本サービスが活性化する上でポイントでしょう。
日本発の社会人向け匿名SNS「WorkCircle」が正式ローンチ。登録時に会社のメールアドレスが必要で、匿名で様々な議論ができるものの「どんな企業の人が投稿しているのか」はわかる仕様とのことです。
12月から運用を始めたベータ版ではメガベンチャーやGAFAなど外資系テック企業で勤める人を中心に1300人が登録。外資の方がレイオフ関連の情報を共有したり、キャリアの相談をしたりする際などに活用されているそう。「所属先がわかる」からこそ、就活中の人が“中の人”にアドバイスをもらうといった使い方ができるのも面白いですね。
海外では「Blind」という同様のSNSの登録者が700万人を超えており、直近ではレイオフ事情などの情報が集まる場所として(ユーザーだけでなくメディアからも)注目されています。同社は21年に3700万ドルを調達。
ビジネスとしてどのようにスケールさせていくのかも含めて、今後の展開が気になるところです。
https://techcrunch.com/2021/05/10/blind-raises-37m-to-double-down-on-workplace-gossip-and-career-advice/